NA6C-second
EUNOS ROADSTER SPECIAL PACKAGE

次に乗ったのがこの車である。2台目を発注してから約2週間で納車された。
買い換えたのを家族に悟られないようにするため、同じ色にした。しかし結局ばれてしまった。
1台目を買ってから2台目まで半年しか経過していなかったが、オーナーでないと気づかない程度の
マイナーチェンジが施されていた。安全基準が見直され、ドア内にインパクトバーが装着されていた。
また、ヘッドライトのレンズカットが変更されて前より明るく、よく見えるようになった。
1台目の反省から、ストッピングパワーが絶対必要だった。まず、真っ先にブレーキパッドとブレーキホース
から改良を行った。ついでにマスタシリンダストッパーも装着した。そして絶対的なブレーキを得るために、
タイヤにまで改良が及んだ。14インチか15インチか迷ったが、やはり標準状態を学ぶために14インチを選択。
アルミは知人から安く譲ってもらった。DRAG-PRO + DUNLOP W1という組み合わせだ。
ここまでやって、やっと安心して走ることができるようになった。
ワインディング、高速、街乗りと、とにかく走りに走った。やみくもに走った。車を自分のものにしようと必死だった。
しかし、なかなか乗れなかった。自分でもイライラしていた。
バランスがいい車だというのはわかる。
しかし、この車は自分に向いていないのではないか?という考えが浮かぶ程、全く乗れなかった。
また、FRとはこういうものでは無いのではないか?71、86の動きが本来のFRの動きなのではないか?
とも思った。
71の前には、オートバイを運ぶために友人と共同で買った軽トラに乗っていた。(SUZUKI CARRY 550 WIDE)
2サイクルながら、この軽トラは紛れも無いFRであった。オートバイも後輪駆動。結局、軽トラもオートバイも
動きが同じであった。全然違和感が無かった。なのになぜこの車に乗れないのか?
なぜこのような感覚に見舞われたのか今でもわからない。
あるワインディングを走っているとき、なんとなく肩からスーッと荷が降りたような感覚に見舞われた。
そして視界がものすごく開けたように感じた。すると、どうだろう。今まで全然乗れてなかったのが嘘のように
車が言うことを聞いてくれるではないか。思ったとおりに動くではないか。
そうだ。これだ。これを求めていたのだ。 Next