お元気な方!


 下記の記述は都下から定期検診にみえるお達者なNさん(現在82歳)の単独富士登山の記録です。 このたび高齢者番付(霊峰富士山高齢登拝者番付)で一躍全国62位にランクインされたそうです。 いろいろお写真も戴きましたのですこしお見せします。

  平成13年の夏、初めての富士登山でちょうど九合目を登山中、夕刻五時天候頃急変し、約一時間夕立に合いました。 岩の間に身をよせ、笠をさして時間待ちです。 この写真のように、雲と雲とが激しくぶつかり合うそのワレ目に稲妻が走ってます。(三つの雲のかたまりが躍動する様には、スゴイエネルギーを感じました。) 大粒の雨に氷がまじる状況です。 そのときリュックから写真機を取り出さなかったのが本当に残念でした。 下界の河口湖は一面の雲海で、雷がゴロゴロと足元の方で落雷です。 私の良い思い出の一幕、一時でした。

 


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 この写真を日本アルプスによく行く中年男に見せたところ、その男はこの写真に向かって手をたたいて喜んでくれました。 その時その男は私に向かって、影富士の写真を撮るため計算して富士登山をしたのかと質問してきました。 いや、私は全く偶然でカメラに収めたものですというと、彼はこの写真は四つの偶然が一つになったときの写真だから貴方の宝物ですねといいました。 全くその通りで約57年前、丸の内の会社に勤務していたとき昼食時間によく三越デパート(本店)へ散歩に行ったとき、写真展で影富士を見たことと、この写真の道路の外側の岩が低くなっている所を偶然に通り、私の目が雲海の上の影富士を見たことです。また私は一人で富士登山していましたので、カメラのシャッターを押してもらうため、5分ほど後から来る人を待っていましたら、若い男が一人来ましたのでお願いしたら、左側がスペース的にロスしたのが残念です。 しかしその若者は、私のカメラのシャッターを押してからあわてて自分のリュックから写真機を取り出しカメラに収めましたが、別れ際のとき私に対し、貴方に呼び止められて私は幸運でした、自分は影富士という言葉も知らなかったし、貴方に会わなかったらこの場所を素通りしていたでせう、この素晴らしい影富士を自分のカメラに収められた事も幸運な人に会えたからです、と感謝されました。 この若者の言葉も私のよい思い出となっています。

*約13年前に上の歯2本をかぶせ物と上下の残りすべてを義歯で修復されましたが、すり減りにくい陶器の奥歯のせいか昔のままの義歯を大事にお使いいただいております。  ご快諾いただきましたのでお写真もスキャンして公開させてもらいました。
 


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